海外で子育てをしながら暮らしていると、働き方について考える時間が増えることがあります。
時間の使い方、体力、将来の住む場所。日本にいた頃には当たり前だったことが、少しずつ合わなくなっていく感覚を覚える方もいるのではないでしょうか。
私も一度は在宅ワークに挑戦し、そして手放しました。
続けられなかった自分に落ち込んだり「やっぱり無理だったのかもしれない」と思った時期もあります。
それでも時間が経つにつれ、どうしても諦めきれない気持ちが残っていました。
この記事では、在宅ワークを一度やめた私がもう一度向き合おうと思えた理由を今の正直な気持ちで整理してみたいと思います。
一度すべてをやめたことで気づいたこと

在宅ワークを一度すべてやめたことで、初めて立ち止まって自分の状態を振り返る時間ができました。続けていた頃には見えなかったことや、無理をしていた自分の感覚に少しずつ気付いていったように思います。
無理を続けていたことにやっと気づけた
在宅ワークに取り組んでいた頃の私は「続けることが大事」「途中でやめたら意味がない」と思い込んでいました。体調や生活の変化があっても、何とか調整しながら続けようとしていたと思います。海外での子育ては予想外のことも多く、今振り返るとかなり無理をしていたのかもしれません。やめたあとにようやく「あのときは余裕がなかったんだな」と気づきました。
何もしない時間が自分を整える時間になった
一度すべてを手放した直後は、何もしていない自分に不安を感じていました。ただ、少しずつ生活のリズムが整い、気持ちも落ち着いてきました。常に「次に何をやらなきゃ」と考えなくていい時間は、思っていた以上に心を軽くし、立ち止まる時間も今の私には必要だったのだと思います。
「やめる=失敗」ではなかったと思えた瞬間
やめたことを後悔する気持ちが完全になくなったわけではありません。それでも無理をして続けていた頃より、今の方が自分の状態をきちんと見られている気がします。一度離れたからこそ、在宅ワークとの距離感を見直すことができました。やめたこと自体が失敗だったのではなく、次を考えるための区切りだったのかもしれません。
在宅ワークという選択肢を手放せなかった理由

一度は在宅ワークから離れたものの、やはり育児をしていると在宅ワークはとても魅力的です。無理をしない働き方を在宅ワークで探したい気持ちが大きくなり、少しずつまた向き合うようになりました。
現場仕事に戻るイメージがどうしても持てなかった
海外での生活や子育てを続ける中で、体力や時間の使い方は以前とは大きく変わりました。現場に立ち続ける働き方を思い浮かべると、気持ちより先に不安が出てきます。もう同じようには動けないかもしれない、またこれから年齢を重ねるにつれていつまでも出来る仕事ではないと不安が増えていました。
場所に縛られない働き方への憧れが消えなかった
在宅ワークを知ってから、場所に左右されずに働ける可能性を意識するようになりました。将来どこに住むか分からない状況の中で、選択肢を持っていること自体が私にとっては大きな安心材料だったのだと思います。
一度知ってしまった「可能性」はなかったことにできなかった
在宅ワークが万能だとは思っていません。それでも一度見えた別の働き方の可能性をなかったことにはできませんでした。今すぐ答えが出なくても「考え続ける余地を残しておきたい」そんな気持ちが手放しきれなかった理由なのかもしれません。
今は「頑張らない前提」でもう一度向き合っている

以前と同じように頑張ろうとすると苦しくなる気がしていました。今は最初から「無理をしない」「続かなくても責めない」ことを前提にしています。完璧を目指さず、今の自分に合う形を探しながら向き合っています。
成果よりも続けられるペースを優先している
以前は結果を出さなければ意味がないと思っていましたが、今は考え方が変わりました。
「毎日できなくてもいい」「進みが遅くてもいい」生活の中に無理のないペースで続けることの方が、今の私には大切だと感じています。
体調と生活を基準にできることだけを選ぶ
海外での子育ては予測できないことも多く、更年期症状で体調も日によって違います。そのため「できるときにできることだけ」を基準にしています。以前のように予定を詰め込まず、余白を残すことで、気持ちにも少し余裕が生まれました。
「またやめてもいい」と思えることが続けられる理由
「またやめてもいい」と思えることで、続けるハードルが下がりました。無理をしない選択肢があるだけで、気持ちが軽くなります。続けること自体を目的にせず、今の自分と相談しながら進んでいます。
このブログが私にとっての在宅ワークの第一歩

在宅ワークにもう一度向き合おうと考えたとき、今の生活や体調に合う形は何だろうと改めて考えました。いきなり仕事として成果を求めるのではなく、これまでの経験を活かしながら無理なく続けられる場所として選んだのが、このブログです。
ブログ運営経験がwebライター時代に有利に働いた
webライターとして仕事をしていた頃、実はブログ運営の経験が思った以上に役立っていました。文章の構成を考えることや見出しを意識すること、WordPressの操作など、特別なスキルという意識はなくても自然と身についていたように思います。当時は気づきませんでしたが、ブログを続けていた時間が在宅の仕事をする上での土台になっていたのだと、今になって感じています。
すぐに収益にならなくてもスキルが身に着く
このブログは、今すぐ収益を生むことを目的にはしていません。書き続ける中で、自分の考えを整理したり、伝えたいことを言葉にする力は少しずつ育っているように感じます。またワードプレスの操作やライティングなど、今後在宅ワークに活かせるスキルが身に着くのもブログ運営の魅力です。更年期症状で体調が不安定の中、締め切りが無い自身のブログ運営は、経験をマイペースに積み重ねていける最良の方法だと思っています。
このブログは将来の選択肢を増やす準備期間
私にとってこのブログは、これからのための準備期間です。すぐに何かが変わらなくても、ブログ運営を通して得られる経験やスキルは「将来の選択肢につながるかもしれない」そんな気持ちで向き合っています。
けい同じように今は答えが見えなくても、少しずつ整えていきたいと感じている方にとって、この過程が何かの参考になれば嬉しいです。

